2005年 03月 10日
VOIGTLANDER HELIAR 50mm F3.5
EPSON R-D1 VOIGTLANDER HELIAR 50mm F3.5 / at f3.5 AE
いつのまにこんなレンズ買い戻したんだ? ボタン一つの無駄遣い ダメ。ゼッタイ。
それはさておきボディまで身請けしたので久しぶりにBESSA-Tも触った。ベッサといえば言わずとしれたコシナレンダーであり、BESSA-L,BESSA-R,BESSA-T,BESSA-R2と逐一進化を遂げ結果的にR-D1の企画母体(内容的には新設計)となったシリーズ。ファインダーはBESSA-R3Aと共通と聞くしEPSON R-D1とは関わりは深い。
ログが流れるblogだから悪口も書こうか。BESSA-LとBESSA-Rについてはシンプルなカメラなので不思議と悪い印象は無い。とはいえRの距離計ズレについては周知の通り。実はこれアクセサリーシユーを外すとなにやらネジが現れてゴニョゴニョと直せるんですがね、一応精度が要るんで。
BESSA-Tはマウントが遂にバヨネットになったし遊び心が感じられる面白カメラなのだが、小刻み巻き上げを採用したせいか駒間隔が不揃いな個体が多い。いわゆる個体選びでハズれるとコマが重なる故障も発生しこれはBESSA-R2まであったように思う。それとシャッターのスタックだ。巻き上げたら押しても引いても動かなくなるアレ。古くはニコマートなどでも経験しているけどスクエアタイプの汎用シャッターはこれがあるから好きになれない。BESSA-R3Aは触っていないのですがこれらの点が改善されているのか、コマ間については何処かで改善努力をしたような事を聞いた。スタックの件についてはFE10とかAE系のシャッターであまりトラブルを経験していないので大丈夫なのかもしれないな。
レンズについてはこれはもう文句が無い。安価で高性能なレンズの他 ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 や NOKTON 35mm F1.2 といった唯一無二のレンズを手が出る値段で供給してくれているのですから。久しぶりに触った限定ヘリアーの感触もなかなかいい感じです。これ全部真鍮工作だからねー。