2006年 10月 28日
LEITZ SUMMICRON-R 50mm F2.0 (Type I) #223
CANON EOS 5D LEITZ SUMMICRON-R 50mm F2.0 (Type I) #223 / at. f2.0 AE
いつも何か書こうかと思うんですが手抜きでどうもダメだな。さて当ズミクロンは丁度ライツが時代の流れに気付いて投入した初代ライカフレックス用の標準レンズなんですが、カメラの評価は諸説あるにせよ同時に投入されたレンズ自体はどれも良いものだと思います。その中でも特に優れているのがこのズミクロンで、まあ同時代の黒鏡胴直線ローレットにコンピューター設計の光学系となったM用と同じく現代でも通用するレンズではないでしょうか。光学系はこののち一回見直されておりRカムを備えた2nd.バージョンになりますが、この初代はピントの良さや場合によるもののボケの荒っぽさなど様々な個性も備えていて面白いですね。あとこの画像にも現れていますが、コーティングの干渉色がモロに写り込むゴーストはこの時代のズミルックスなどに見られるような古式ゆかしいトレードマークですね。